ペンタブ初心者でも自分に合ったものが必ず見つかる!ペンタブレット選びのポイント紹介
ペンタブを選ぶ時、ペンタブを使った事がない人にとっては、選び方というものが全然わからないはずです。実際に使っていれば、どういったポイントを判断基準とするべきなのかがわかる分、簡単に選ぶことができますが、初めての場合はそうもいきません。
ですので、今回はペンタブを選ぶ際に知っておきたい知識と合わせて購入までの流れを紹介シたいと思います。
1.メーカーについて
初めて購入するペンタブのメーカーは「wacom」一択です。
プロのアートデザイナーも使用している折り紙付きのメーカーです。
注意すべき点は「wacom」内のペンタブに幾つかの”シリーズ”があることです。
簡単に説明しますと、
【Bamboo】
リーズナブルな価格でありながらも他メーカーにも劣らない高品質なシリーズ
【Intuos】
プロクオリティの機能が満載のシリーズ
【Cintiq】
Intuosのクオリティを保持し、モニターに直接描き込むタイプのシリーズ
Bambooはアマチュア向け、Intuos・Cintiqはプロ向けというイメージで結構です。
予算と目的に合わせて選択しましょう。
2.サイズ
ペンタブは一度買ってしまったら、サイズを大きくすることはできません。なので、出来る限り大きい物が良いでしょう。
これも予算に合わせるのがベストです。
小さいのは描きにくいですし、大は小を兼ねるという考えがそのまま適用されます。
3.筆圧感知
ペンタブの良し悪しを判断する際に、重要となるのが筆圧感知です。
2048段階や1024段階など様々存在しますが、数が大きいほどクオリティが高いということになります。
例えば、ペンタブを使い点を描くとします。
その時にペンが私達の手から伝わる”筆圧”によってその圧力に適した点が描かれます。その段階の数が何段階あるのかが上記の数字として表記されているのです。
点から線に変わると、この違いが顕著に現れます。
要は段階数が多いほど、滑らかな線がかけるようになります。
4.ファンクションキー
ファンクションキーはペンタブで絵を描く際とても便利です。使用するソフトにもよりますが、例えばキャンバスを反転する機能を使用して自身の絵の左右のバランスなどを確認する際の手順が物によっては以下の様になります。
ツールにカーソルを合わせる→左右反転を探し→クリック
といった過程がありますが、これがワンタッチでできます。あまりしっくりこないとは思いますが、実際に使っているとこのショートカットがとても快適で、他のファンクションキーも登録しておくと、作業時間が1~2時間ほど短縮できてしまいます。
また、ファンクションキーの場所も重要です。
基本的にはペンタブ本体にファンクションキーが4個、
ペンの反対側に1個、
ペンの人差し指を置く部分に2個あれば充分かと思います。
また次回の記事でおすすめのソフト別ファンクションキー設定をご紹介しますので、合わせてご覧ください。
5.実際に使用してかき心地を確かめる
1~4を確認し、自分に適した機能を備えたペンタブを検索し、機種名をメモしておきます。
ペンタブは何より描き心地が重要なので、実際に使うのがベストです。
それを叶えてくれるのが、大きな家電量販店にあるペンタブ試用会場。
場所によって試用できないところはあるので、まずは近場の量販店に向かい、ないようならば、以下のURLで試用会場のある量販店を探して最寄りの場所に行ってみましょう。
■Wacom販売店、試用会場確認サイト
http://tablet.wacom.co.jp/shoplist/search.php?regions=3
以上です。
くれぐれもペンタブを試用する際は乱暴に扱うのはやめましょう!